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SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9 オンライン専用モデル 9SA5-00C0

2022/09/21

世界も認める「グランドセイコー」ブランド

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9 

グランドセイコー エボリューション9 SLGH011 は、2022年3月11日からオンラインブティック専用モデルとして発売され、白樺をモチーフにしたデザインの“緑”文字盤が印象的なモデルだが、同様に白樺をモチーフとして2021年に発売された「SLGH005」は、2001年よりスイス ジュネーブ市 テアトル・デュ・レマンで開催されている「ジュネーブ時計グランプリ」(Grand Prix d‘Horlogerie de Geneve)における2021年開催の「メンズウオッチ」部門賞(Men’s Watch Prize)を受賞しており、2014年度の「プティット・エギュィーユ」部門賞受賞に続き2度目の受賞となっている。

先の記事でもグランドセイコーを紹介してるが、排他的なスイス ジュネーブの時計業界コンクールにおいての受賞は、「セイコー」が世界的に認められている時計であることの裏付けでもある。 

前回の記事はこちら

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9

本モデル「SLGH011」や「SLGH005」にも採用されている文字盤の“白樺”のイメージだが“白樺”といえばフィンランドの国の木として指定されていろこともあり、冬の雪景色のイメージと樹皮が白いこともあり“白”のイメージが強い面があるが、夏場の青空がのぞかれる白樺林にあっては、本モデルの文字盤に使われる配色のとおり、濃い新緑の葉が眩しいイメージを取り入れたデザインであろう。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9

「SLGH011」の発売の1か月前には、第3の時計駆動方式といわれる「スプリングドライブ(SPRING DRIVE)」である「Cal.9RA2」搭載の「SLGA009」モデルが発表されているが、
「SLGH011」に搭載されている「Cal.9SA5」もすぐれたムーブメントであり、「実用面でのたゆまぬ進化」というグランドセイコーのコンセプトを実現したムーブメントであるといえる。

ムーブメントに着目すれば、「Cal.9SA5」は、毎時36,000振動のハイビートでありながら最大巻上時には約80時間駆動を達成しており、MEMS(微細加工技術)を用いた構成部品と独自の水平輪列構造によって、ケース厚は エボリューション9 シリーズでは最薄の11.7mmという薄さを実現している。

ハイビート振動(毎時36,000振動)ムーブメントでは、ゼニスの「エルプリメロ」が著名なムーブメントであるが、ハイビートムーブメントは時計の精度を維持するために振動数を増やすわけだが、振動数が増えるということは、ぜんまいのトルク(力)消費が多くなり、部品の摩耗も早くなる欠点のほかにも、製造時の高次元な設計と加工精度、時計師の高い調整・組み立て能力が必要となる。

「Cal.9SA5」の開発にあっては、トルクの肝となる“ひげぜんまい”の形状を8万通り以上の中から、時計の“姿勢”による精度への影響を予測し採用した独自の「巻上ひげ」を開発し、時計の調整に緩急針のない「フリースプラング」方式を採用したことで“ひげぜんまい”の耐久性が向上させたうえで高い精度を安定的に維持することを可能とした。

従来“てんぷ”の振動数が上がるほど動力の伝達効率は下がるわけだが(振動の速さに“がんぎ車”とアンクルが追いつききれないため)“がんぎ車”から直接“てんぷ”に力を伝える「直接衝撃」と従来の「間接衝撃」を組み合わせることで、“ぜんまい”の力をより高い効率で“てんぷ”に伝達する「デュアルインパルス脱進機」を開発し、脱進機効率を飛躍的に高め、10振動でありながら80時間の長時間パワーリザーブを実現している。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9

ムーブメント性能は「グランドセイコー」の”マニュファクチュール”としての製造技術と職人の加工技術の集大成といえ、裏蓋のシースルーバックから眺めることができ「雫石川仕上げ」といわれる「雫石川」の流れをイメージした繊細なストライプ模様と、曲線を多用した優雅な流線形を描く「受」のデザインは、仕上がりの美しさも含め、いつまでも眺めていられる優雅さがある。

グランドセイコー SLGH011-00C0は、話題の“白樺”文字盤のグリーンモデルであり、なおかつ「グランドセイコーブティックオンライン」の限定モデルということもあって、なかなか市場に出回ることが少ないモデルである。

北米などの海外では 2022年9月1日からの発売と日本での販売から約半年後の日本先行発売となっていることから、「グランドセイコー」というブランドも相まって、今のうちに手に入れておきたい、注目しておくべきモデルといえるだろう。

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