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ロレックス デイデイト 成功者が持つステータスの象徴

2022/10/06

ロレックス デイデイト ロレックス旗艦モデルとしての歴史

ロレックス デイデイト

ロレックス デイデイトといえばロレックスにおける最高峰モデルとして一度はその名を聞いたことがあるモデルであろうが、誕生は1956年、ステンレス素材が使用されず、イエローゴールド・プラチナ・ホワイトゴールド・ピンクゴールド・エバーローズゴールドの5つの高級素材しか使用されないハイクラスモデルであることが特徴である。

初期モデルはRef.6511、1957年にはRef.6611が登場したが、どちらのモデルも生産期間が約1年と短命で市場流通が極端に少なく、ムーブメントはCal.1055を搭載、デイデイト専用の両方向巻き(リバーシングギア)であったが、ロレックス デイデイトは最新スペックのムーブメントを優先して搭載される傾向がある。

また、ロレックス デイデイトにしか装着されない「プレジデントベルト」の“プレジデント”の名称は、デビュー当時にアメリカ合衆国の第34代大統領であったドワイト・アイゼンハワー(任期:1953年1月20日ー1961年1月20日)にロレックスから送られたことが名称の由来で、アイゼンハワー大統領以外にも、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ、第38代アメリカ大統領ジェラルド・R・フォード、第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンにも送らており、成功者の頂点である“大統領が装着する腕時計”として大統領を広告に利用することで、ステータスモデルの象徴としてのイメージを確立したことは流石としかいいようがない。

ちなみに、日本国内でも俳優の梅沢富美男、演歌歌手の北島三郎といった著名な芸能人、海外でもブラッドピットやサッカー選手のペレにも愛用されている。

ロレックス デイデイト

1970年代後半からは、Ref.18038、Ref.18039シリーズが登場、サファイアクリスタル風防を採用し防水性能は100mとなり、搭載されるムーブメントであるCal.3055ではクイックチェンジ機能が採用され、実用性のアップと、現行型デザインに通じる「カマボコ型」と呼ばれる肉厚なケースが特徴でもある。

同Ref.18038・Ref.18039では、天然鉱石やコンピューター文字盤が採用され、Ref.18038には文字盤に“世界三大銘木”(ブラックウォールナット・チーク・マホガニー)のひとつである「マホガニー」を用いた珍しい文字盤が存在し、短期間ではあるがクォーツ仕様のデイデイトも発表されるなど、特徴的な逸品が多数展開されていることもあり、バリエーションにより希少性も人気も注目すべきモデルといえる。

1980年代後半から、Ref.18238、Ref.18239モデルが登場し、搭載されるムーブメントであるCal.3155では曜日と日付を単独で調整可能となり実用性の向上が図られた。

1990年初頭からプラチナ素材を使用したRef18206が登場し、肉厚であったケースは一回り薄く、プラチナモデルにしかないアイスブルー文字盤などのバリエーションが豊富になった時期でもある。

プラチナモデルではリューズの形状も異なり、ロレックスの王冠下のドットが一つ、その他のモデルでは二つとなり、デイデイト プラチナモデルにしか存在しない差別化が図られており、プラチナケースを採用したデイデイトは中古相場においても800万円を超える価格で取引されている。

また1990年代中頃からは“BIC”と言われるイエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドの3つの素材を組み合わせたモデルも登場し、ベゼルやラグにもダイヤモンドが埋め込まれたラグジュアリーの極みといえるモデルも存在し、「トリドール」と呼ばれるブレスレット(現在生産中止)との組み合わせは非常に珍しく人気の高いモデルでもある。

2000年代にはRef.118238、Ref.118239、Ref.118235、Ref.118206シリーズが登場し、2008年ー2015年の7年間のみ製造されたデイデイトII は41mmケースが使われていることが特徴で、デイデイトとしては最大のサイズとなっており、プレミアモデルとは言えないが、生産期間が短いことやロレックスでは珍しい41mmというサイズ感から将来的に価値が上がる可能性があるモデルである。

ROLEX ロレックス デイデイト40 Ref.228235 エバーローズゴールド オリーブグリーン

ロレックス デイデイト

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2015年に登場した本モデル Ref.228235 はデイデイトIIの後継機として新世代ムーブメントCal.3255を搭載し、プレジデントブレスとケースの接続部分のつなぎ目をなくす「コンシールドアタッチメントシステム」の採用が特徴で、ムーブメントである Cal.3255 はロレックスムーブメントの基本構造は踏襲しているものの、90%以上のパーツはすべて精査・再加工されており、時計機構として考えるならば、現状で最も進化・精査されたムーブメントといえ、日差±2秒(スイス公認クロノメーターの約2倍の精度)を実現しパワーリザーブも48時間から70時間と大幅に延長されている。

今後、ロレックスの旗艦ムーブメントになるであろう Cal.3255 はロレックスのスポーツモデルより早く搭載されたことからも、ロレックスにおけるデイデイトの位置づけが特別なものであることが感じ取れる。

今回紹介させていただくデイデイト40 Ref.228235 エバーローズゴールド オリーブグリーンは、文字盤が“サイレン”仕上げで、名称の通り「太陽光線=Sunlay」を由来とする放射仕上げの文字盤で、中心から放射状に溝が加工されており、ダイヤルにカラーを塗布したあとにニスで加工された文字盤で、コーポレートからでもある“グリーン”は希少性も高く入手が困難でもある。

 

ケースやベルトに使用される「エバーローズゴールド」は、ロレックスが特許を取得したもので、従来のピンクゴールドにおいては銅の含有率が高く、銅は酸素や水に触れることで変色や錆が発生しやすく、「エバーローズゴールド」は名称の通り、いつまでもゴールドの美しさを維持するための素材でもある。

「エバーローズゴールド」は前回のデイトナ記事でも紹介しているので、そちらも参照してほしい。 

ROLEX ロレックス コスモグラフ デイトナ 116505A

ロレックス デイデイト

ロレックス デイデイトはケースや文字盤ランナップが幅広く、特徴でもある12時位置の“曜日”部分は、26ヶ国からなる言語が選択可能で、日本ロレックスに依頼すればどの言語にも変更することが可能(デザイン的には賛否両論あるだろうが製造年が古い個体には“日本語”記載のカレンダーも存在する)なため個性を出しやすいモデルでもある。

“成功者”が着用する時計として、起業家や企業の役員、社会的地位の高い方はもちろんだが、自分自身を高みに押し上げるために手にしたいモデルではないだろうか。

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