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タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード CAW2190.FC6437

2023/03/28

ホイヤー から タグ・ホイヤー へ

タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード CAW2190.FC6437

商品を紹介する前に、少しタグホイヤーの歴史を紹介しておこう。

現在の名称である「タグ・ホイヤー」は、ドイツ系スイス人である「エドウアルト・ホイヤー」が1860年に設立し、クォーツショックからくる資金難から1985年に、TAGグループ(現 Techniques d’Avant Garde)から資金援助を受け現在の社名となっている。

創業当初からストップウオッチや、クロノグラフといったスポーツウオッチの開発に注力しており、近年ではトゥールビヨンや磁気を利用したムーブメント開発に注力しており、2003年にF1の公式計時を担当していたが、同年限りで撤退したものの2004年よりインディカー・シリーズの公式計時を担当しており、モータースポーツへの参賀からか、任天堂の“マリオカート”とのコラボレーションにおいて、トゥールビヨン搭載のマリオカートコラボモデルなども発表している。

タグ・ホイヤー“モナコ”

タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード CAW2190.FC6437

1969年に角型時計として初めて防水クロノグラフとして発表された“モナコ”

俳優の「スティーブ・マックイーン」が映画「栄光のル・マン」で“モナコ”を着用し、レーシングスーツに「ホイヤー」のロゴをつけて出演したことで有名になったモデルである。

「スティーブ・マックイーン」がタグホイヤーの“モナコ”を映画内で着用した経緯は、撮影中に友人となったドライバーの「ジョー・シフェール」が来ていたレース用ユニフォームに「HEUER」のロゴがあり、彼が着ていたユニフォームと同一のものを希望したことがきっかけといわれている。

着用するユニフォームには「HEUER」のロゴがあるので、ロゴと一致するためにも「ホイヤー」の時計ラインアップから選ぶことになるが、その際に珍しいスクエアフェイスとブルーの文字盤を持つ“モナコ”が採用されることとなった。

撮影の最終日にはレーシングカーのメカニックであった「ハイグ・アルトゥニアン(Haig Altounian)」に撮影期間中、事故がなかったことに感謝を述べたのち、裏蓋に「To Haig Le Mans 1970」と刻印の入った自身が身に着けていた“モナコ”を贈っており、この時計はのちに約2億2945万円でオークションで落札され、ホイヤーとしての最高額を記録することとなる。

古くからモータースポーツ時計を担当していたホイヤー社にとって「モナコサーキット」は所縁のサーキット場であり、その名称に敬意を表し開発したのが、マイクロ ローターを採用した世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント「クロノマティック」であり、搭載する“モナコ”シリーズは、以降、復刻版として豊富なラインナップがリリースされていくこととなる。

タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード

タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード CAW2190.FC6437

「バーゼルワールド2018」で発表された、イギリスの「バンフォード ウォッチ デパートメント“BAMFORD WATCH DEPARTMENT”」との限定モデル。

「バンフォード」は、2003年から顧客の要望に合わせた高級時計のカスタマイズサービスを展開しており、時計加工技術と完成度の高さから、タグ・ホイヤーやゼニスから公認のカスタムメーカーに選ばれている。

往年の“モナコ”シリーズを継承したスクエアデザインのケースには、軽量かつ傷にも強いカーボン素材を使用し、マットブラックのケースとインダイヤルの四角いアイスブルー文字、6時位置には“BAMFORD”のロゴ入りなどアイコニックなデザインとなっている。
シースルーバックからは信頼性と知名度の高い「Cal.11」を見ることができ、「Cal.11」はクラシックスタイルであるため、“TAG HEUER”ではなく“HEUER”のロゴが刻印されており、裏蓋には500本限定のナンバーも刻印されている。

タグ・ホイヤー モナコ クロノ キャリバー11 バンフォード CAW2190.FC6437

ベルトはケースと同じくブラックのアリゲーターレザーを使用し、バックルはPVD加工のスティール製となり、限定モデルらしく初期モデルの左リューズを採用したデザインとなる。

タグ・ホイヤーにおいて著名モデルとなった“モナコ”が発表されたのは1969年だが、発表当初はスクエアデザインはあまり受け入れられず、同年のクォーツショックも相まって“モナコ”は当時人気のモデルとはなりえず、先に述べた「スティーブ・マックイーン」主演の映画「栄光のル・マン」で注目を集め、人気の火付け役となったことは間違いない。

50年以上たったいまでもデザインは大きく変わることなく、様々なシリーズが発表されているが、やはり“モナコ”の人気として、歴史と伝統がある昨今でもあまり見かけないスクエアフォルム、カーレース好きの時計愛好家にとっては憧れのモデルであることが大きな理由としてあげられるのではないだろうか。

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