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ジラール・ペルゴ GIRARD-PERREGAUX ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

2023/06/02

世界で4番目に歴史のあるマニュファクチュール時計メーカー

ジラール・ペルゴ GIRARD-PERREGAUX ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

ジラール・ペルゴ(Girard-Perregaux GP)は、1791年創業の、世界で4番目に古い歴史を持つ老舗時計メーカーであり、本社はスイス時計製造業の代表的都市である ヌーシャテル州 にある“ラ・ショー=ド=フォン”(La Chaux-de-Fonds)に所在し、高級機械式時計を自社一貫生産する高級時計メーカー(マニュファクチュール)であり、なかなか日本ではなじみの時計メーカーではないものの、実は日本とは所縁がある企業でもある。

というのも、黒船来航の年である1853年から8年後の1861年には、創業者の“コンスタン・ジラール”の妻“マリー・ペルゴ”の実弟“フランソワ・ペルゴ”が幕末の動乱のさなかに来日し、横浜に商館を置き懐中時計の販売をしており、日本で最初に正規輸入されたスイス時計は“ジラール・ペルゴ”でもある。
ちなみに“ジラール・ペルゴ”社名は“コンスタン・ジラール”とその妻“マリー・ペルゴ”姓を組み合わせた名称となる。

また、史上初めて腕時計の量産を行ったメーカーとしても知られているが、懐中時計が主流の当時では、腕時計の登場は時期尚早であり大きく広まるにはいたらなかったが、ドイツの皇帝でもあった“ヴィルヘルム1世”の発注によりドイツ海軍将校用の腕時計を開発している。

ジラール・ペルゴ GIRARD-PERREGAUX ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

時は流れ、セイコーと時を同じくして1969年にクォーツ時計の開発に成功し、大量産はセイコーに譲ることになったが、翌年にはスイス初のクォーツ時計の量産にまでこぎつけ、現在のクォーツムーブメント周波数「32,768Hz」を定めた実績はあったものの、日本製クォーツ時計の爆発的な販売拡大(いわゆる“クォーツショック”)により“ジラール・ペルゴ”は経営危機に陥ることとなる。

その後“ブライトリングブーム”を作り出した時計販売会社の「トラデマ」が1987年に“ジラール・ペルゴ”のエージェントとなり、「トラデマ」の社長であり、自動車メーカー“フィアット”の元レーサーであった“ルイジ・マカルーソ”がデザインした時計“GP7000”が大ヒットし、“GP7000”はイタリアを代表するファッションデザイナー“ジョルジオ・アルマーニ”が愛用したことでも有名である。

5年後には“ルイジ・マカルーソ”が“ジラール・ペルゴ”の社長に就任し、イタリアの名門自動車メーカーである“フェラーリ”とのブランドライセンス契約を締結、“フェラーリ”のロゴ入り「スプリット・セコンド・クロノグラフ」を販売し、わずか2週間で完売するなど人気を博した。

GIRARD-PERREGAUX ジラール・ペルゴ ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

2021年に発売された日本限定50本限定モデル。

ジラール・ペルゴ GIRARD-PERREGAUX ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

“ロレアート”は1975年に誕生し、当初は自社製クォーツを搭載したモデルで、長らく日の目を見なかったモデルではあったが、2016年に“ジラール・ペルゴ”創業225周年記念モデルとして復活し、2017年には正式コレクションへの採用と至る。

大聖堂の頭頂部である“円蓋(えんがい)”を室内の下から見上げた様子をモチーフとした円と八角形を重ねたベゼルが特徴で、円部分は“ポリッシュ(光沢)”八角部分は“サテン(艶消し)”と使い分けされている。

ダイヤルは小さなピラミッド状の突起が整然と並んだ“クル・ド・パリ装飾”となっており、分厚い氷河をイメージしたアイスブルーの文字盤は、高級感と立体感とを高めるだけでなく、光の反射を抑えて視認性を高める役割も果たし、見る角度を変えると光の陰影によって様々な表情を見せてくれる。

ジラール・ペルゴ GIRARD-PERREGAUX ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション 81010-11-200711A

ケースのベースはサテン(艶消し)仕上げとなっているが、ケース角やラグへいたる稜線はポリッシュ仕上げ(光沢)となっており、高級感を演出するだけでなくケースからラグへと至る人間工学に基づいた独特な形状は、ケースとブレスレットを融合したデザインにより着用感も向上している。

ムーブメントには 自社製 Cal.GP01800 が搭載され、シースルーのケースバックから眺めることができ、基盤地板には“ペルラージュ仕上げ”が施され、ひとつひとつの部品は時計装飾技法により“ジラール・ペルゴ”の伝統でもある“手仕上げ”による磨きの美しさを堪能でき、回転ローターには“Manufacture GIRARD・PERREGAUX”の刻印により、マニュファクチュール(自社一貫生産)の誇りが読み取れる。

“ジラール・ペルゴ”の時計作りは、細部にわたって熟練職人の手作業を多く取り入れており、徹底的な作り込みへのこだわりから年間生産本数は、推定一万数千本ほどしかないとされており、今回の紹介する“ジラール・ペルゴ ロレアート 42 ジャパンリミテッドエディション”は、その名の通り日本50本限定モデルでもあるため、希少性は言うに及ばず、目に留まる機会があればぜひ手に取っていただきたい一本である。

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