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ゼニス ZENITH デファイ エルプリメロ21 32.9000.9004/78.R582

2022/07/20

ゼニス エル・プリメロ 世界の傑作機械式ムーブメント

ゼニスは、設立者であるジョルジュ・ファーヴル=ジャコが、1865年にスイスの「ル・ロックル」に時計工場を設立したことから始まる。

当初の社名は”Manufacture de montres”であり、“ゼニス”の社名のきっかけになったのは、1900年の万博に新型懐中時計用ムーブメント「ゼニス」を出品し、金賞を獲得したことから1911年に社名を”Fabriques des Montres Zenith SA”に変更することとなる。

ゼニスは日本にもゆかりがあり、電車愛好家ならご存じかもしれないが、昭和初期の当時の国鉄では、ゼニスの懐中時計が正式採用され「ゼニット」として親しまれたこともある。

ゼニスといえばムーブメントで有名な時計メーカーであるが、なかでもエル・プリメロ(El Primero )はゼニスを代表する機械式時計のムーブメントであり、いくつもの逸話を語れる優れたムーブメントといえる。

エル・プリメロが優れた点は、現在の機械式時計の基準であるテンプの回転数毎時28,800(1秒間に8振動)を大きく超える毎時36,000振動(1秒間に10振動)を実現したことであるが、振動数が高ければ部品消耗の問題が発生するわけだが、これをゼニスが独自に開発した潤滑油により耐久性の問題を解決し、傑作ムーブメントとして認知されることとなる。

そしてエル・プリメロが有名になるきっかけとなったのが、ロレックス デイトナ Ref.16520に搭載されたことであろう。

エル・プリメロは1988年から供給を始め、ロレックスが自社ムーブメントを開発する2000年まで続くこととなるが、ロレックスは毎時36,000振動するこのムーブメントを28800振動に抑えたロレックスで独自改良をした“Cal.4030”をデイトナに搭載したわけだが、ロレックスのモデルの中で唯一他社のムーブメントを搭載したことから、現在でも同モデル“Ref.16520”は高値で取引されている。

しかしそこに至るまでに、ゼニスは大きな試練を乗り越える必要があった。

ゼニスとエル・プリメロの苦難と復活

ゼニスが現在世界的に著名で優れたクロノグラフであるエル・プリメロを発表したのは1969年で、ゼニスにとって不運であったことは、同年は日本のセイコーが世界で初めてのクォーツウォッチである「アストロン」を発表したことである。

従来の機械式時計から電池式の時計への転換期となる俗にいう「クォーツショック」により、ゼニスは経営危機からアメリカの企業である「アメリカン・ゼニス・ラジオ」に買収され、機械式時計の製造はもちろん、図面や金型までも廃棄を命じられることとなる。
ゼニスの技術者であった「シャルル・ベルモ」は、その命令に反し150種類にもおよぶ工具や図面・金型を靴箱に積め工場の屋根裏に隠し、1978年に再びスイスの「ディキシー」に買収されたのち、エル・プリメロを搭載した機械式時計の生産を復活させることとなる。

ちなみに、ゼニスはもとよりエル・プリメロの復活に貢献した「シャルル・ベルモ」の偉業を讃え、2010年には世界限定1975本の記念モデル「エル・プリメロ36000VpH・シャルル・ベルモ・トリビュート」が発表されている。彼の決断と機転と行動力がなければエル・プリメロが現代に受け継がれることはなったのではないだろうか。

ゼニス ZENITH デファイ エル・プリメロ21 32.9000.9004/78.R582

デファイ エル・プリメロ21 32.9000.9004/78.R582 は、2017年に登場した「Cal.エル・プリメロ9004」を搭載し、2018年に「デファイ エル・プリメロ21」をベースに、フランスパリの一等地である“ヴァンドーム広場”にオープンしたゼニス ポップアップストアのオープンを記念して発表されたモデルである。

チタンケースのベゼルには44個のバケットダイヤモンド、ケースには288個ものブリリアンカットのダイヤモンドが配置され、ダイヤモンドの総量は5カラットにもなるわけだが、ブラックアリゲーターのラバーストラップとスケルトン風防から見られる黒をベースにした文字盤の組み合わせは、豪華モデルにも関わらず引き締まった個性的で飽きのこないデザインに仕上がっている。

サファイアガラスの文字盤とケースバックからは、本モデル搭載の「Cal.エル・プリメロ9004」のムーブメントを見ることができ、先にも述べた大きな特徴である毎時36,000振動するムーブメントは、1秒間に100回振動することとなる。

これにより2時位置にあるプレッシャーを押してクロノグラフを起動すると、クロノグラフ針が高速で回転し一周が“1秒”となり、10の単位で配されアプライドインデックスは10分の1秒、その間のインデックスは100分の1秒を指すこととなる。

パワーリザーブは通常使用の時間表示とクロノグラフで分けたことで、本モデルのクロノグラフは“手巻き”のみでパワーリザーブを行い、ローターでのパワーリザーブは行わない。

クロノグラフを高頻度・長時間使用するかは別として、通常の時間表示のパワーリザーブは50時間となり、12時位置の“ZENITH”ロゴ上にはパワーリザーブ表示があり利便性も考慮されている。 ※フルパワーリザーブでクロノグラフは60分ほど稼働する。

クロノグラフムーブメントの世界最高峰といわれ、1/100 秒計測可能な画期的なクロノグラフであるエル・プリメロ。
エスペラント語で「第1の」「No.1」を意味し、発表から40年以上も経った現在でも“エル・プリメロ”を維持する本モデルは、これからも“エル・プリメロ”を維持することだろう。

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